2018.06.08
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だいたい400kmを過ぎてから、身体に不具合が出てくるのを感じ始めました。
それまでに対策をしておくのがKeyだと思います。
以下は、自分にとって痛みが辛かった順にあげていきたいと思います。
Finishするやいなや、今日はもう二度とサドルに座れない!くらい痛かったのが、坐骨とサドルに挟まれた部分。
椅子にすわるぶんには、お尻と太もも全体の面で座るから痛くないのですが、サドルの上はピンポイントで自分の坐骨が自分のお尻に圧をかけまくっているので、圧痛がすごかった...。
リカバリー方法:
摩擦によるダメージはないので、単純に時間をおけば治るからここは放置しました。
対策:
装備にも書きましたが、ビブは新しいものを準備しましょう。超長距離は普通のライドと違うので、厚めのパッドが苦手な私でも厚い方がいいと思いました。
それ以外で辛かったのが左の肩甲骨から上腕にかけて。
腕を上に上げるのもおっくうな、神経的だるさと「重痛い」みたいな、言葉で表現しにくい痛みでしたが、原因は長時間肩甲骨が同じ姿勢で動かないことからきているのではないかと推測。
リカバリー方法:
肩甲骨、腕を上げたときの脇の側面、脇などを、毎日入念にローラーでほぐしました。
戻るまでに3〜4日ほどかかりました。
対策:
信号などで止まるたびに、指先と手首のストレッチはしていましたが、プラスして肩甲骨のストレッチを入れていこうと思います。
かかとに近いアキレス腱はやや赤く、その両脇がぷっくり膨らんで腫れていました。
右足の方が早く痛くなったので、その場でインソールの下に手ぬぐいを入れて、靴のふちにアキレス腱が触れないようにしたのが良かったのか、右足の方が軽症ですみました。
原因はオーバーユースだろうと思います。
リカバリー方法:
帰宅後すぐに保冷剤で冷やしました。アキレス腱を挟んで両足で4つの保冷剤を使います。
保冷剤を外したあとは、寝るまでに何度も下記のストレッチを行いました。
足と反対側の手で足の指と握手し、痛くない程度に足首を回します。さらに、ふくらはぎを雑巾絞りの要領で、むぎゅーむぎゅーと5秒くらいずつ絞ったり緩めたりを何度か繰り返します。
合わせて、足裏で固めのボールを転がして足底筋膜から緩めて血行を促します。
腱の痛みは腱そのものにアプローチすることはできないので、腱のストレッチとともに、周辺の血液をどれだけ流すかがポイントだと思ってます。
両足とも2日目には普通に歩いたり軽く走ることもできるようになりました。
対策:
コンビニなどで止まった際に、こまめに足の裏からお尻にかけてをほぐすようにしたいと思います。
また、小さくカットした手ぬぐいを2つ持っておいて、痛くなりかかったらインソールに両足とも入れることができるようにしておこうと思います。
赤く腫れて、度重なる圧迫の繰り返しで水ぶくれ寸前、皮膚がすこし厚みを帯びて硬くなっていました。
リカバリー方法:
帰宅後すぐに、保冷剤で小指球を冷やしました。
翌日には痛みはかなりひいていました。
皮膚の硬さと小指のしびれ感は、少しですが5日経っても残っています。
対策:
パッドのついていないグローブをしていました。Raphaのブルベミットは、たしかに小指球に丸くパッドがついています。なるほど、意味があるんですね...。買おうと思います。
リカバリー方法:
基本的に筋肉痛は元になる箇所のストレッチだと思っているので、痛みが出ているところもそうですが、そこに痛みを引き起こしている元の部分にアプローチします。例えば太もも前側の外側広筋なら、お尻からほぐしていく、という感じです。しっかりほぐして、1〜2日くらいでだいたいもとに戻りました。
対策:
こちらも同様に、コンビニなどで止まった際に、足の裏からお尻にかけてを度々ほぐすようにしていきます。
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終わって3日間くらいはやや内蔵疲労を感じたものの、いわゆる「ブルベ腹」という、後日どか食いが止まらない...という事はいっさいありませんでした。
まずフィニッシュ直後にファミレスで食べたのが、チキンソテー的なものとご飯とおみそ汁。普通にお腹すいた〜という感じで。
翌日も、いつもと同じくらいの量か、むしろ少なめでも満足感がありました。
直前と3日後の体重変化はほぼなし。
筋肉は+0.3kg、脂肪は-0.5kgでした。
さらに6日後、パンプアップした筋肉が落ち着いたら、見た目がかなり締まりましたよ〜!
いい感じに脂肪が落ちて筋肉がついて、ブルベダイエット、いいですよ!!
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