2021.10.12
私が読んだり知ったりした書籍をご紹介してこうと思います。
まずは、ヨーガを実践されているなら、一度は読んでおきたいパタンジャリの「ヨーガ・スートラ」。
ヨーガとはなんぞや、ヨーガの目的はなんなのか、ヨーガを実践するとどうなるのか、など根本的なことが書かれています。
スートラ自体は短い文章で、リストのようになっているのが原本で、サンスクリット語で書かれているそうです。
それを元に、現代人にもわかりやすい言葉にしたり、例をあげて具体的に分かるようにしたりして解説してくれている本というのがいくつか出ています。
その中で、私が読んだのがこの本です。(下記は旧版なので、新版をお求めください)
私にとって、この本はバイブルみたいになっていて、何度も何度も読み返しています。
スワミ・サッチダーナンダさんが、生徒さんたちにも分かるように、やさしい言葉で説明してくれています。
わかりやすいとはいえ、ヨーガの世界観と現代社会では、私にはちょっとギャップがあるなと感じられて、一度読んだだけで全てがすんなり自分の中に入ってきたわけではありませんでした。
分かるところは分かるけど、よく分からないものは分からない。。。
でも、それでいいんですね。
分からないことは悪くないし、分からないということはまだこれから分かる余地があるということだし。
なんといっても、それが「今」のわたしの状態なのだということが分かるわけです。
大切なのは、放棄せずにまた向かい合ってみることかなと思います。
「この前は分からなかったけど、少し時間が経ったからまた読んでみよう」
「この前読んで、これは良かったな〜と思ったところ、もう一度心に留めるように読んでみよう」
「暇だな〜適当に読んでみるかー」
「パラパラっとめくって、気になるところだけでも読んでみるかー」
まぁ、なんでもいいんですよね。
「その時」がきたら、おでこに光がさしたみたいに、パァァァっと分かるときがきてみたりするもんです。
「その時」を欲しがらずに、来るのを待ってみてください❤
▼こちらが、現在販売中の「新版インテグラル・ヨーガ 〜パタンジャリのヨーガ・スートラ〜」です。