なぜヨガを伝えたいのか。

夏至の今日、ちょうど新月で金環日食という、少し特別な日。

高野山から中継で行われた、108回太陽礼拝奉納に参加しました。
オンラインでどこからでも、この特別なひとときを一緒に過ごすことができるなんて、ありがたいことです。

高野山でお坊さまになられたMOMO先生がおっしゃいました。
「ひとりひとりの内なる平穏が、おのずと世界を平穏にする。」

私がヨガをする目的、そしてなぜヨガを周りの人たちに伝えたいと思ったのかを、改めて思い起こすことができました。

私たちの内には、生きとし生けるもの全ての内には、神様、仏様がいます。

常にそこに感謝し、敬意を抱き、私たちは勝手に生まれて勝手に生きているのではなく、生かされているということに気づきます。

相手を羨んだり、憎んだり、軽蔑したりするのではなく、相手を素晴らしいと尊敬し、尊重し、いたわる気持ちを持ちます。
私たちは元々それができる、美しく輝く本質である自分自身を持っています。私たちのいるこの世界は本来、内からも外からも愛にあふれているのです。

そうして常に自分の内なる自分を穏やかにし、平和を保つ。それを地球上のすべての人が行えたら...すべての争いや憎しみが消えて、世界は愛と感謝と希望にあふれます。
世界を変えるのは誰かに何かをさせるのではなく、自分が自分を愛することなんです。

だから、ひとりでも多くの人にヨガを伝えたい。
ヨガは単なる運動にとどまりません。ボディを使ってマインドを整え、穏やかにしていきます。私たちが本来持っている、輝く自分自身に気づかせてくれます。

世界中に、愛と平和を。
私ひとりは小さな力だけど、大きな目的のために生きる。