2020.04.01
良い姿勢をたった2分続けるだけで、
ストレスホルモンが減少したという研究結果がある、
なーんて話もききますね。
その他にも良い姿勢は、たっぷり呼吸することができるし、
いい呼吸ができる(酸素をたくさん取り込める)ということは、
よいエネルギー循環が体の中に起きてくるよね。
ちょっと息詰まっている時、ちゃんと呼吸してるかな?
胸やお腹がふくらむほどの呼吸、できてるかな?って、
自分のために自分の体を感じてみる時間、つくってあげましょう♪
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今これを読んでいるあなたが、
いすに座っているならそのままでもいいし、
床に座っているなら、あぐらや正座になって、
まずは坐骨と呼ばれる左右の骨を感じてみます。
よくわからなかったら、お尻のお肉をかきわけて、
体ごと左右にゆらゆらしてみて。
そうしたら左右の坐骨の真ん中に座る意識で、体のゆれを止めます。
前にかがみすぎてない? 後ろにのけぞりすぎてない?
骨盤を座面に垂直にたてて、安定した土台をつくります。
そこから、背骨をすぅーっと頭頂まで吊り上げて、
背筋をまっすぐ(実際の背骨はやさしくS字カーブを描く状態)に意識する。
あごは軽く引き、肋骨はやさしく閉じたまま(腰を反らせない)、
みぞおちを太陽を仰ぐように上に持ち上げ、
左右の肩先を遠ざけて、胸を開きます。
肩、肩甲骨はお尻の方へ引き下げつつ、リラックス。
リラックスが分からないときは、
息を吸いながら肩を耳にぎゅーっと近づけて、
息を吐くと同時に肩をストンとおろしてみる。
ぎゅーっが緊張、ストンが弛緩。
上体がリラックスして姿勢の良い背骨の上にちょんと頭が乗ってる状態。
でも、下腹部が軽く引き締められていて、骨盤や坐骨の安定を感じることができる。
ここで、深〜く呼吸をしてみましょう。
息を吸う時、胸が少し上にあがってきますね。
息を吐く時、胸がもとの位置にもどって、坐骨周辺に落ち着いた感覚がやってきます。
自分の呼吸にフォーカスを当てて、繰り返し、ゆったりとした呼吸をしてみましょう。
どうでしょうか?
繰り返すたびに、わたしって、こんなにたくさん息を吸うことができるんだなぁとか、
今日は、吐くのは長く楽にできるけど、吸う息があまり入らないなぁとか、
逆に、たくさん吸い込めるけど、吐く息が長く続かないなぁとか。
窮屈なときは、息を吐くときに、何回かくちから吐いて整えてみましょう。
そして、できそうだったら鼻呼吸にします。
再び、ゆったりと呼吸を続けていきましょう。
吸うときに胸が上がると、背骨がいっこいっこ伸び広がるような感じがするなぁとか、
吐くときにお尻の周りが安定すると、だんだん心がどっしり地についた感じがしてきたなぁとか。
そういう、細かい自分の体の中の状態、心の状態を感じ取っていきます。
まだ続けられる余裕があるなら、
今度は吸うと吐くの間を意識してみましょう。
吸いきった後にくる一瞬の間。
同じように、吐ききった後にくる一瞬の間。
苦しいほど息を止めているわけではないけど、吸うでも吐くでもないとき。
そんな間もゆっくり味わってみます。
いかがですか? こうしてやってみると、2分なんてあっという間ですよね。
こんな感じで、日常生活に時々ゆったり呼吸するタイミングを取って、
ストレスを軽減していきましょう〜