2018.06.08
ある日、当時住んでいた浦安から通勤先の銀座まで、自転車で行ってみようと思いついた。
バイクは、高校生くらいの頃、保管期限切れ放置自転車をリペアして売るお店で父に買ってもらったMTBもどきだった。
いつも電車でいくところへ、自転車で行く。時間をだいぶ早めに出て、信号待ちで紙の地図と道路標識を確認しながら走る。
荒川は広くて風が強く、いつになったら渡り終わるのかと不安になった。腕時計を何度も見ては、始業に間に合わなかったらどうしようと焦ったけれど、銀座四丁目で和光の時計を見たら、すごいことしたような気持ちになって、達成感と開放感に包まれてものすごく感動した。
私はすでに25歳だったけど、子どもみたいに嬉しくてはしゃいで、同僚に自慢しまくったっけ。
自分の足で進むことは、いつも自分に自由と自信をくれるはず。Riding is the answer.