2017.06.21
ベルにエマ・ワトソンが決まった瞬間から、The Best!! と思って心待ちにしていた実写化。
見終わって一番に思ったのが、ディズニーが最初に作ったアニメーションを越えたその美しさ。
全てのシーンに作り手の愛をものすごく感じる、繊細で気の利いた画作り。
ずっとずっと観ていたい...とエンドロールの最後までひしひしと感じ入りました。
一番好きなのが、野獣の城の書架で、君の好きなだけ読んでいいよって言われた後、
声をおしころして喜びを爆発させるエマ...じゃなくてベル。
きれいで聡明なお姫様役なら他にもいるかも知れないけど、
このシーンを観た瞬間、これはエマしかいないわ!と思いましたよ。
好奇心があふれていて、度胸があって、しぐさのひとつひとつがチャーミング。
私の想像していたディズニーのベル像にぴったりすぎて鳥肌ものでした。
元々のストーリーも好きで、ディズニーのストーリーも好きで、
特に野獣とベルが心を通わせ始めるところからは、すぐに感情移入で涙腺崩壊してしまいがちです。。
ベルの母親の経緯を知ってしまうという部分はアニメーションにはなかったと思いますが、
これもふたりの距離を縮めるポイントのシーンにもなっていて、よかったです。
あんまり映画がすてきすぎて、なかなか席を立てなかったですね。
今年は好きな映画が目白押しだなぁ。