2014.12.24
今季、最初で最後かも知れないシクロクロスレース。
今年は1戦もでないつもりだったのだけど、心優しい友人のはからいで、野辺山まで辿り着くことができました。本当にありがとう♪
思い起こせば2010年、第1回開催の野辺山シクロクロスを観に行ったのも、その友人たちに誘われる感じで一緒に行ったのだ。それまでブラウザの中でしか見たことがなかったシクロクロスという競技を初めて間近で観た。
走れなくなって自転車を持ち上げてランニングしてる選手たち。
手も足も泥だらけになって笑ってる選手たち。
ゴゴゴゴゴゴっと自分の中に何か沸き起こって、
ぜったいこれやりたーーーい!となった思い出の地が、
この野辺山である。
そういった意味でも、できれば毎年参加したかったので、本当に嬉しい限りだ。
冒頭に書いたが、今年はレースにでるつもりがなかったので、昨シーズンまで夏から秋にかけて行ってきたようなトレーニングはいっさいしていない。なので目標は、怪我なく完走である。
まちがいなく、スタートのカウントダウンが始まるまでは「怪我なく完走」って思ってたはずなのだけど、なんというのか、これが性なのか、カウントダウンを聞くとなぜかワクワクして「何もできないのなら、とりあえずホールショットだけ欲しい」とか欲をかいてしまうのであった。。
土曜のレースはかなりの雨。あんなに雨量のあるなかのレースって、もしかしたら初めてだったかも。
晴れていれば泥にはならない牧草地区間もどろどろに。
ただ、雨がずっと降り続いていたので、泥はねばりけを持たずにパシャパシャと流れてくれいていて、本当にそれが救いで、降車せずに走ることができた。
バギーコースの水たまりはかなりたっぷりと溜まっていて、わざと水たまりに入って泥をおとしつつ、コーナーは水たまりの中にあるであろうバンクを使ってスピードを落とさずに走れたり。
今年少し長めの舗装路は、車道から勢いをつけれるので、その後に続く舗装路の上り坂が今までよりも楽になったのも走りやすかったなぁ。
日曜は晴れたけれど、前日の雨水を含んだ牧草地が、完全に泥沼化していて、午後のエリート選手たちの頃には、彼らが降車しているほどひどいものになっていた。
photo by Koganei Saburou
久々に走ってみると、やっぱり楽しい。
コース上のさまざまな地形や難所をどのようにしたらクリアできるのか、より速くよりスムーズに走るためにどんな乗り方ができるのか、そんなことを考えながら走るのはとても楽しい。自分自身への、そしてそこにあるがままの自然へのちょっとした挑戦である。
レースだから周りはライバルと言えるかも知れないけど、それよりもきっと、なにか同じような目標をもってトライし続けている同志と言う方が近い感覚。そんな仲間と同じ時間、同じトライアルに参戦できるというのは、充実感と喜びにあふれている。
転んだことはあまり覚えてなかったのだが、カメラはとらえていた...(笑)
[#4's Result] 10th.
[#5's Result] 18th.
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