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バイクフィッティング

TRAINING

2013.09.29

ロードバイクに乗り始めてから約3年。
初めてのバイクフィッティングである。

フィッティングしていただいたのは、プロツアーチームサクソ・ティンコフの
専属マッサーでおなじみの中野さん。

他にもフィッティングしてくれるところはあるのだろうが、
身体のことをよく知っている中野さんにおまかせするのが
私的には安心だったので、一度お願いしたいと思っていたのだ。

今年は乗る機会に恵まれて、ペダリングやバイクフィッティングなどへの意欲が
再び湧いてきたのと、ちゃんとした乗り方を知らないままで、変な乗り方が
固定してしまうのもまずいと感じて、思い切って行ってみた。

はじめに身体のアラインメントや可動域をチェック。
すごく柔らかいわけではないけどそこそこな私。
可動域もまあまあ、バランスや左右差はいい感じのよう。
ただ、やはりコアトレーニングは必須のようだ。

次に持ち込んだバイクの各所のサイズをチェック。
画面上に調整前のバイクシルエットが出て記録されていく。

自分の体とシューズにセンサーを貼り付けるためのベルクロが貼られ、
そこが計測の基点となる箇所のようだ。
実はこの基点の位置決めが重要らしく、事前の想像は的中で、
やはり中野マッサーじゃないと!と感じたのだった。

そして、まずは調整前のバイクに乗ってペダルを回してみる。
このとき、ある箇所の角度や動作領域が適正範囲にあるかどうかを
チェックしてその範囲におさまるように必要な部分を調整するのだが、
ここでまっさきに指摘されたのがペダリング!

ちょっと前に友人からも指摘されたようにアンクリングしているらしい。
MTBなどでオフロードを走る時のように、
引き足側の円周を引き上げるように回すといい
というような事を言われて、
あ!それならシクロクロスの時にやってるやつだ!
と気づいて直す。

オフロードだと引き足側を引き上げないと、もったり重くまとわりつく泥道を
私は走行できないので、自然とそんな回し方をしていたのだが、
まさかロードも同じでよかったとは・・・

なんとなく私の感覚では、自然に立っているときくらいの角度で、
8時から11時くらいの間を、かかとをペダル回転の円周に
押し付けるようにして引き上げている感じ。

直してみると、どうもこれでOKそうなので、
アンクリングしないように気をつけながら引き続きフィッティングへ。

私に必要だった修正は、クリート位置とサドルの高さとサドルの前後位置。
というわけで、ハンドル周りは全くいじらずとも、
サドル周辺の調整に合わせて自動的に変化する数値でOKがでた。

最初と同様に、調整した後のバイクの各所のサイズチェックをして、
フィッティング後のデータ記録ができた。

この後シクロクロスバイクも同時に見ていただこうと、
ローラー台に設置したとたんにまずは見てびっくり、
サドルのレールが変形してしまっていたのだ。

これでは調整できない・・・ということで急遽、
ちょうど治療院にあったテストサドルで合わせてみることに。
しかも、そのテストサドルがなかなかいい。
もうこれでフィッティングしたいただくので、これを買います!な私。

思いもよらぬところで時間がかかってしまって、
中野マッサーには申し訳なかったのだが、
フィッティング自体はとても楽しく、有意義なものだった。

パーツも何も交換してないのにこんなに変わるなんて驚きだ。
自分でもちょっとびっくりするほどレーシーなバイクになったので、
もうガンガン乗ってペダリングうまくなって、速くなるしかないな(笑)

中野マッサーが、初級から中級になる頃にフィッティングを受けると良い、
とおっしゃっていたが、自分が受けてみて本当にそうだと思った。

そこそこ乗るのが慣れた後、自己流な乗り方が上手くなってしまう前に、
正しいポジションと正しいペダリングでトレーニングを重ねたほうが、
時間と出費を無駄にしなくていいかも知れないね。

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