2013.02.27
今シーズン最後のレースということで、練習不足をおして、出てしまいました。
昨年末から2月にかけて想像以上に仕事が忙しく、
ひっきりなしに電話&メールがくるので
席を離れることができない日々が続いて、疲労困憊、
こころもからだもケッチョケチョンに。
ここまで疲れたのは久しぶりで、普通の生活に戻すのもなかなか難しい程。
友人たちが各地のレース会場に行っているのを見ると、
自分がそこにいないことがかなり辛く感じてしまったり、
自転車に触ることもない日々に涙が出たりして、
今考えてもちょっとおかしかったですよね、不安定で。
まぁそんな感じだったので、レースの結果はともかく、
気晴らしにもなるし、なにより大好きなレース会場に
行けるということがモチベーションで、何もしないで当日に。
試走の時間中ずっと走っていようと思って走りだした1周目、
自転車の乗り方を忘れてたみたいに体が反応しない!
なんども止まりながら、後ろの人にごめんなさい状態でやっと1周した。
不安しかない。不安は量で埋めるしかない。
とにかく何も考えず2周目へ。
頭を真っさらにして少し前方の路面を確認しながら進む。
するとさっきのが嘘のように、自然にギアチェンジができるようになった。
少しずつ体も反応しだして、体が動き始めた。
4周くらい試走しただろうか、ずっとこのまま走り続けたいくらい楽しかった。
あぁ、やっぱりシクロクロスが好きなんだなあと漠然と思う。
そして本番スタート。1周目はそこそこいいところで走り始めることができた。
少し前にMTBの早い方とかいるけど、もしかして抜ける?と感じて踏んだら抜けた。
練習してない割には走れるじゃんと思ったのも1周目だけだったけど。
2周目以降は順調に順位を落とし、前の人とかなり間が空いてしまった。
でもこの日は「気持ちよく、一生懸命走ろう」と決めて頭を上げる。
気づくと、今年の途中から参戦している大好きぬえ☆たんがそばにいて、
ストレートで抜かれたしまったものの、慣れないクリート着脱に苦戦している
ところを抜き返すことができた。
ロードレースじゃぜったいあり得ないし、来年以降はあり得ないと思うけど、
ぬえ☆たん抜いちゃったよ!(涙)みたいな感動が、が、が!
最後まで楽しく走り切れたので、今回はよいことに。
シーズンラストのレースに、なんと女子が30人以上スタートしたことにも感動。
ポイントゲットや順位を上げることはさらに難しくなるんだけど、
難しいからやりがいがあるし、純粋に仲間が増えるのはすごく嬉しい。
* * *
今季は、AJOCC選手権が終わって、気持ちが途切れた感じを経験したけれど、
来季は目標を2つに分けて持とうと思う。
練習した量は必ずチカラになると感じることができたのも良かった。
もう少ししたら春〜夏に向けてのトレーニングメニューを
誰かに相談したりしながら考えて、オフシーズンの計画を立てて行きたい。
* * *
私にとってシクロクロスの会場は、
全国どこへ行っても「ホーム」にいると感じる不思議な場所。
それはきっと、いつも友人たちがいて、たくさんの笑顔があって、
熱い応援をもらっているから。
今年は去年以上に、レース中たくさんたくさん応援していただいて、
本当に本当に励みになりました。
今季特に印象深いのは、やはりAJOCC選手権。
前日は雪が舞い、当時は朝イチの凍りつく寒さの中、
思ってもいなかったたくさんの応援の声のおかげで、
全力出しきることができたと思う。
もっともっと強くなるべく、がんばります。
これからも、よろしくお願いいたします。