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デジタルな女

Beauty

2012.12.06

日曜日、GPMをDNSした私が何をしていたかというと、
朝イチでヘアサロンへ行っていた。

咳き込むしあまり長居したくなかったので、
ちょっとカットしてもらって帰ろうと思って予約したはずなのだが、
担当さん「んー。パーマかけた方がいいよねー。」
のひとことでパーマもすることに。

そして人生初のデジタルパーマ、デジパーである。

地上デジタル放送
デジタルコンテンツ
デジタルカメラ
デジタルカタログ
ドルビーデジタル
デジタルハリウッド
・・・

デジタルいろいろあれど、パーマがどうデジタルなのか。

まずはクリーム状の液剤をつけて時間を置き、髪に浸透させる。
そして、液剤をシャンプーで洗い流す。
適度に水分を拭き取り、ホットカーラーのようなロットで髪を巻いていく。
いつの間にか背中にマシーンが置いてあり、
マシーンからはたくさんのコードが伸びていて、
内野手のメドゥーサが守備についているような形をしている。

次にホットカーラーのジャックに、メドゥーサの蛇を繋いでいく。
ロットと頭皮の間には分厚いフェルト布を折りたたんで挟んであるのだが、
メドゥーサから送られる熱は結構なもので、
このフェルトがないと相当熱いのだろう。
布越しでもかなり温かみを感じる。

これで、しばらく放置。
特にパソコンやらサーバーやらが出てくる気配はない。

放置時間が終わってシャンプー&コンディショナー。
鏡の前に戻ると、そんなにクリンクリンになっていない。

「乾かすときに、指でクルクルするだけで形がつくんですよ。
形状記憶みたいな感じですねー。」

そう言いながら、ドライヤーで乾かしつつ指でクルクル・・・

ん。
んー。
んーー。
これでいいのか、よくわからないのだが、なんとなくクルクル。
濡れていた時よりはクルクル。

これに合わせて最後に前髪を念願の眉上にしてもらう。
上手だしとてもいい担当の人なのだが、
彼の美的センスにおいて、今までのスタイルでは眉上が許されなかったらしく、
もっと短く、と言っても切ってくれなかったのだが今回はOKだったようだ。

結局、何がデジタルなのかは不明なままだが、
パーマの中では高い方のメニューだったということが分かった。